2012年 08月 18日
夏休みに突入したある朝。 急に 「そうだ!! キャンプへ行こう!!!」 と いうことになり 冷蔵庫のものをクーラーボックスに詰め替え 出発してから車の中で行き先を決めつつ、、 突然に 我が家の旅は始まりました☆ いくつか候補のキャンプ場はあったのですが、 思いのほか 支度が早かったので遠くまで足をのばすことができ‥ たどり着いたのは 八幡平にあるコチラのキャンプ場★ 標高1,000メートルにあって涼しく、設備も整っているしポイント高いと思うのですが なぜか このハイシーズンにして場内はガラガラ‥ ?。 でも おかげで 気に入ったサイトを自由に選ぶことができました♪ 私達が選んだのは 太いブナの木の根元にあるオートサイト。 地面にはブナの実がコロコロ落ちてて楽しいし 近くを流れる小川のせせらぎが聞こえてきて いい感じ♪ 明るいうちに あらかたの設営も終わって。 では 早速♪。 付近を偵察に出かけましょー♪♪ と モエアイと散歩に繰り出した。 歩いてすぐの所に 立派なビジターセンターもあり その脇を見れば ほんの100メートルの距離に『泥火山』という案内。 たしかに付近一帯は 温泉や地熱発電所が立ち並ぶ 休火山地帯ですが こんな近くにそんなものも見られるのか~♪♪ と 思ってしまったのが 結果的には ラッキーだったのか、アンラッキーだったのか、、、 遊歩道を ツツ~.と入っていくと‥ ぅおぉー☆.. いきなり遊歩道の脇に泥の池があって、それがポコポコと沸き立ってました!! すごーぃ。 すぐそばに立っていても 熱気や臭気はさほどでもなく、 「こんな間近に見たことなーい!」 「八幡平、なかなかやるなー‥」 と 突然現れた非日常の光景に しばし見とれ(笑) 遊歩道はそのまま奥へ続いているようでしたが、 もう日暮れも近いし、そちらは またのお楽しみ♪.ということにして 「珍しいものみたし。 さ、帰ろっか♪」 と さっき来た道を戻ろうと歩きだした ちょうど その時、、それはやってきました。。 急に 前方の茂みの中で バキバキバキバキ‥!! と 木の枝をまとめて折るような音がして そのままそれが周囲の草をかき分けて ミシッ.. バサッ.と進んできた。 え? こんな所からヒト‥? な ワケないし、、 あんな茂みを歩く あの重量感は、、、 もしかして‥ 奴?? かもしれない。。 と 嫌~‥な予感がしたので それとの突然の遭遇を回避すべく 立ち止まると それが茂みを抜け終わったらしく 枝を折る音がパッタリ止んだかと思ったら、 黒いヤツが.ぬっと.姿を見せたー!!!. 一同、ド・キンチョー.. そりゃそうだ。(苦笑) 今まで何度かクマに会ったことはありましたが こんな至近距離は初めてで しかもちょっとプラッと歩いてきてしまったので ほとんど何も持たない空身な私達。 これでは何の防御もできません。。 クマもすぐに私達に気が付いて 高鼻を使ったり、斜に見たりしながら 警戒してこちらを気にしています。 さすがに「ヤバいなー」と思いましたが そんなときでも やる事は一つ。 じっと動かず、目はそらさず冷静に見て 奴の出かたを見守ります。 緊張の時が 数秒流れて‥ どうやら急に攻撃は来てこなそうかも‥? と 思ったのに その途端!! あまりの緊張に我慢の糸が切れたモエが ワンワンワンッ!! と 吠えてしまった~!!! な!! ッコラっ!! 何てことしてくれるんだ モエた~んっ。。 と 泣きが入っても後の祭り、、 奴が興味を持ったのか威嚇なのか こちらに向いて来たー‥ △×%!!◆∞‥。!!!! ピンチ~。。 こうなったら どこで攻撃を回避しようか 身の回りの状況をグルグル考え 頭の中では かなりの窮地にまで追い込まれましたが、 どうやら 私の背後でモエの口が塞がれたらしく(苦笑) 鳴き声が静かになったらクマも冷静さを取り戻し 遊歩道の先へ悠々と歩いていきました。。 ホッ。。 あっちへ行ってくれたので あとは 少ししたら少し声を出しながら歩いていけば もう大丈夫。 あー びっくりした。 と 少し緊張の糸もとけ、 モエに一つ二つ、三つ、四つ(笑) ブツブツ文句を言って 数分たったので キャンプ場の方へ戻ろうと 「くまさ~ん、もういないですか~? 今から戻りますよ~。」 と 声を出しながら歩き出したのに え? カーブを曲がったその先の 遊歩道上にどっかりと黒い物体が。。 え゛ぇ~?? さっきのクマが 伏せてこちらを見ていました。。 い゛ぃ~!!???? なんでぇ~ ? ? なにやってんのぉ~!? まり蔵 この行動パターンには理解不能のプチパニック!! 私達が来たというのに逃げようともせず、 それどころか再びこちらに近寄って来そうな気配で身を乗り出すような仕草も。。 ずっと そこに居て こちらを待っていたかのような行動はとても不気味ですが このまま対面しているよりは 少し下がって対峙した方が安全だし と せっかく来た道ですが 姿の見えない所まで後退する私たち。 それにしても‥ なんで? なにやってんの? なんでそんなところに居座ってるの~? と頭の中は疑問符だらけ。 でも‥ もしかして‥ クマもあちらに退避したつもりでいたのかもしれないかも‥? 今また私たちが行ったから 事情が分かって 今頃はもう逃げたかも‥? と予想して また遊歩道を進んで行ってみたのですが、、 ひょぇぇ..まだ いるうぅぅ‥(泣 なんで? なんで? なんでぇ~? 地理的状況がわからないので 夕暮れのこの時間にエスケープルートも逆に危険? と、 しかたなく そっと行って様子を見ては まだいる~。。 と戻ってくる を何度も繰り返し、 どんどん辺りは暗くなってくるし、蚊に刺されまくってカユイし、 それどころか背後から違うクマまで出てきそうな気配に 大声で威嚇する(笑) 何度か様子を見に行っているうちに さっきのクマったら周辺の山菜で食事まで始める余裕っぷりで ますます不気味さを増して もう ウンザリしていたのですが 出会ってから約30分後、やっとどこかへ行ってくれたので無事生還しました。 ほんと、 どうなる事かと思いました。
by mari-zo
| 2012-08-18 16:08
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