2010年 03月 05日

『くまうち』

最近 印象に残る本を読んだ。

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これは フレッカ隊長から 
何の前情報も無しに ホイッ。 と借りたので
何の気なしに しばらく放置していたのだけれど‥(笑)

読み始めて すぐ。

こりゃぁ、、この作者、 タダ者じゃぁ ないな‥

と気がついた。

内容は 簡単に言ってしまえば
【一人の猟師がアイヌ犬をクマ犬に育てて狩をする】話 なのだけれど、
その 描写が とにかくタダ者ではないのだ。

上手くは言えないけれど

山の中で 動物の気配や危険を感じた時に
視覚、嗅覚、、 なにより聴覚が キューン.と研ぎ澄まされ行く あの感じ。。

そして 犬と一緒に 動物を追っているときの
あの 間合いの取り方や
何も言わなくても 不思議と目と目で会話ができているかのような一体感。。

モチロン私は プロではないけど
数々の描写がリアルすぎて
こりゃ、自分の犬と 実際に山の中で体験した者ではないと 気がつかないでしょ. という事だらけで
誰かに取材した位では この文章は描けないべ..

ただの小説ではないな‥。

と 気がついて
初めて 著者紹介欄を見てみた。

ら?

ナント!!
プロの羆ハンター (当時日本で唯一の) でした..


しかも そこらへんの道楽ハンターではなく 
明治・大正のマタギを地で行っている様な精神性を持ち
一つ一つの命を敬い尊重しながら狩をして それだけで生計を立てる覚悟のある人でした。
それだけに ボキャブラリーは豊富というわけではありませんが
何度も何度も繰り返される描写に
これが究極で体験する本当の真実なんだろうな.. とひしひしと伝わるものがあり
命とは何か、動物を食らうとは何か 生きるとは何か
私なりに考えさせられる そんな本なのでした。

【野生動物を狩る】
このテーマについて 賛否両論あって 色々な背景も絡み
私にだって このことについて結論は出ていません(というか毎年というほど考えも変わります)が
この作者の考え方は 今の私の気持ちにピッタリ.だと感じました。


さて さて。
話は重くなってしまいましたが

実際 モエアイとやっている事は?
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(ツラかぶってみたの ~ ♪)

と 軽いです(笑) 
 
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by mari-zo | 2010-03-05 10:48 | おウチ


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