2009年 02月 16日
全国的に 2月としては異常な気象だった この週末。 ずーっと、ずーっと、ずーっと 楽しみにしていた「旅」をしてきました。 それは‥? じゃ~ん!! 秋田縦貫鉄道に乗って マタギの郷 「阿仁」へ☆ あの磐司磐三郎が安住の地としてたどり着いたのがココ!。 阿仁はマタギ発祥の地なのです。 しか~も!! なんと!!!今回は 現役のマタギに会って来ましたっ◎ (そりゃもう、至福の時でゴザイマシタ) 今回お世話になったのは「マタギ自然塾」さん 春夏秋冬、季節に応じてマタギの体験ができる まるで まり蔵の為に開校されたかのような塾なのです★ 今回は 『冬のかんじきツアー』ってことで みんなでカンジキはいて マタギの校長先生と共に 阿仁の中でもマタギが盛んだった根子(ねっこ)集落の山へ。 そして マタギが代々行ってきた 巻き狩り という手法で 実際に狩りの擬似体験をしちゃうのです。 -------------------- (ココからは狩りの説明 長いので。。) 模擬体験なので鉄砲は使わないけど、 実際の山の中で 獲物を追う勢子(せこ)と獲物を撃つブッパに別れ 今回は山の中にいるウサギを狩るコトに♪ マタギの長=統領(シカリ・スカリ)の指示の元 山を両側から取り囲むように 勢子とブッパの二手に分かれて配置につき シカリの合図で一斉に勢子が声を上げて 山中に居る獲物をブッパの方に追い立てるのです。 が。 この、勢子が難しい!! 獲物に逃げられないように 勢子どうし等間隔で追わないといけないんだけど 山の中はヤブあり、崖ありでそうそう簡単には進めナイ.. そしてブッパは 獲物に気配を悟られないように どんなに寒くても 微動だにしないで じっと「木化け」して待っていなくてはならないのだ。 今回は午前と午後の2回 巻いたんだけど なんと、その内1回は本当にウサギが居たそうな。 木化けしつつウサギの姿を探していたまり蔵には見えず残念~ だったけど、本当にこうして狩りをしてたのね‥ と 感動だったのでした。 -------------------- そして感動といえば お昼に食べた きりたんぽ鍋☆ 季節はずれの雨の降る雪の中で サクサクっと穴を掘り クルクルっと枝をまとめて 鉤を組み立て おが屑でパパ~っと火を起こしちゃいました!! そういえば 私がまだ幼い頃 父にしてはめずらしく 結婚するなら マッチ1本で火を起こせる奴にしろ...って言ってたっけな~。 豪快に調理されたきりたんぽ鍋の なんと美味しい事♪ そして 丸まんま ダシを取られた比内地鶏 をムシリ 食す塾生たち。。 (ダシ取ったあとなのに んまい!!) さすが、マタギ。 無駄がないです!! んでもって~ そのさいちゅう 何気なく 薪にされそうになっていた コレは~?☆ なんと~!! 実際に「クマの胆」を乾燥するのに使った 杉板なのです。 真ん中の黒っぽいのが クマの胆の跡。 すかさず 拾いあげましたとも (笑 そして 指でなぞって ちょっぴり舐めてみました ‥ 苦~いっ!! って、これが昔は1g=金塊1gで買われていった 万能薬の味★ 数十分たっても口の中に残る苦さに またまた 感動な まり蔵なのでした♪ つづく‥
by mari-zo
| 2009-02-16 22:51
| 旅。
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